なんで鍼灸治療は効くのか?
鍼灸治療は、「気」「血」「水」の流れを整えることです。
東洋医学は全身の経絡という通路の中をながれる「気」「血」「水」があります。
- 気=自律神経
- 血=血液の状態
- 水=体液の流れ
この3つの流れが悪くなると、病気や不調が現れると考えます。
一つの例をあげてみましょう。
- 何かのストレスで自律神経のバランスが乱れる(「気」の流れが悪くなる)
- 自律神経の乱れにより胃腸の動きが悪くなる
- 便秘になる
- 鍼灸治療で自律神経を整える
- お通じがつく
- 体調が良くなり気分も良い状態になる
このような感じで鍼灸が体に作用します。
この例は自律神経のバランスを鍼灸で整える例になりますが、鍼灸はぎっくり腰やヘルニア、筋肉疲労を始め、消化器系疾患、呼吸器系疾患、循環器系疾患、婦人科系疾患など幅広い分野に対応をしています。
実は海外では日本より一般的に鍼灸治療が行われています。その理由は、海外では日本以上に鍼灸の効果が認められているからです。
鍼灸治療(東洋医学)は明治時代以前は、すべての病気やケガの医療行為として、一般的な医療行為として広く人々に行われていました。
こんな時代だからこそ、伝統的医学は見直せれる時代になったと思います。
このような方におすすめです
- 日々のストレスや疲れをリセットしたい人。
- 内科的疾患があって、薬をのんでいるけどなかなか改善しない人。
- 病院で解決法がないといわれた人。
- ギックリ腰、ヘルニア、など運動器の疾患で悩んでいる人。
- 自律神経の乱れなどで悩んでいる人。
WHOが認める「鍼」の有効性
WHOでは多くの疾患に鍼灸療法の有効性を認めており、当院でも内臓疾患や世界保健機関(WHO)が定める鍼灸適応疾患に対応する専門的な鍼灸治療も行なっています。
内臓疾患やWHOの定める鍼灸適応疾患を扱うには、筋肉や関節の知識だけでなく、その他の体の内臓や組織、病理など正しい医学的知識が必要となります。
当院では、長年医療に携わり豊富な医学的知識があるため、消化器系疾患、呼吸器系疾患、循環器系疾患、婦人科系疾患など、幅広い分野にも安心してご相談ください。
よくあるご質問FAQ
鍼は痛いですか?
鍼は髪の毛くらいの細さのものを使用しているため、ほとんどの場合痛みは感じません。
時によっては爪楊枝でツンツンとつつかれている程度感じることがあります。
痛みに過敏な方には全く感じないように施術を行うこともできますのでご安心ください。
また鍼にはセロトニンが出てリラックス効果がありはるかにメリットがあります。
迷っている方はぜひご相談ください。
過去に鍼灸治療をして痛い思いをしました。ほんとうに鍼は痛くないですか?
私は長年鍼灸治療の臨床にたずさわってきましたが、初めて来院される方の中で、鍼治療で痛い経験をして、鍼治療が怖いという方は結構多くいらっしゃいます。
そのような齟齬は患者さんの気持ちがわからない自分勝手な施術を行った結果だと思います。
鍼治療は鍼を刺すことによって体の反応を引き出す物理療法です。痛くしようと思えばいくらでも痛くできます。
当院では、熟練した技で痛みはなくその鍼を刺すことによって心地よさを感じリラックスできます。痛みとリラックスの境地の感覚に持って行けたときに自然治癒力を高められ、病気が治るのです。
当院では多くのお子さんにも鍼治療を行っています。大人の方も安心してご利用くだい。
鍼による感染は大丈夫ですか?
当院で使用する鍼はすべて使い捨ての鍼です。
一回使用すると新しい鍼に取り換えるため感染の危険性はありません。
お灸は熱いですか?
心地良い熱さです。
当院のお灸ではやけどになることはありません。ですが熱さの感じ方は人それぞれですので、熱すぎると感じる場合は我慢せず教えて下さい。
妊娠中でも受けられますか?
はい、受けることができます。
鍼灸は母体や胎児への副作用がないため、妊娠中の女性や投薬治療ができない方に適しています。
つわり、逆子、妊娠糖尿病、妊娠腎、お腹が張るなど妊娠時に起こる特有の症状はもちろんのこと、肩こり、腰痛その他の不快な症状でお困りの方はご相談ください。
妊娠中は服用できるお薬は限られるため、その際の健康管理に鍼灸はおすすめです。
副作用はありますか?
基本的に副作用はありません。
唯一あるとすれば内出血がたまに発生する可能性があります。ただ、鍼の構造上内出血もほとんど起こしません。
万一内出血になっても1週間程度できれいに元の状態に戻ります。ご安心ください。
生理中に鍼灸治療を受けても大丈夫ですか?
はい、生理中も問題なく施術を受けることができます。
生理痛や生理に関わる症状は鍼灸治療の得意分野です。ぜひご相談ください。